エンジニア・プログラマが知るべき3つの命名規則

ソフトウェア開発

現役車載組込みソフトエンジニアの青葉です。
プログラミングで変数名や関数名のつけ方に使える代表的な命名規則を3種紹介します。



キャメルケース(camel case)

単語の先頭を大文字にして表現する命名規則のこと。

例)CamelCase

この先頭が大文字のキャメルケースは後述のローワーキャメルケースに対してアッパーキャメルケースと呼ばれることも。大文字で表現される部分がラクダ(camel)の“コブ”のように見えることが由来。
またプログラミング言語Pascalがこの記法を標準としていることに由来してパスカルケースとも。

ローワーキャメルケース(lower camel case)

キャメルケースの派生で先頭の文字だけは小文字で表現する命名規則のこと。

例)lowerCamelCase

スネークケース(snake case)

単語の間を”_”(アンダースコア、アンダーバー)でつなぐ命名規則のこと。

例)snake_case

コンスタントケース(constant case)

スネークケースと同様に”_”でつなぐ命名規則でかつ全て大文字で表記するもの。

例)CONSTANT_CASE

定数などに使われます。

ケバブケース(kebab case)

単語の間を”-”(ハイフン)でつなぐ命名規則のこと。

例)kebab-case

またの名をチェインケース(chain case)とも。

ケバブケースの注意点

ケバブケースはHTMLやXMLのコーディングに使われることが多いですが、“-”ハイフンが引き算として解釈される可能性がある言語では使用を控えるべき命名規則です。

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