今回は私がブログを書き始めた理由をまとめます。ソフトウェアエンジニア・プログラマー・ブロガーの方々なら共感していただける部分もあるのではないでしょうか。
まずは自己紹介を簡単に。
- 名前:青葉 竹(あおば たけ)
- 年齢:30代
- 職業:自動車部品メーカーで組み込みソフトウェアエンジニアとして働くサラリーマン
- 言語:仕事では主にC言語で開発をしていますが、個人としてはPythonやJavaもやります
特に何の面白味もないプロフィールな私ですが、そんな私がなぜ専門分野のブログを始めたのか、それには次の3つの理由があります。
インプット量を増やすため
1つ目の理由は、定期的なアウトプットのために習慣的なインプットを促すためです。
このブログの更新頻度目標は週1記事以上としています。定期的に更新していくと自分の中にある情報だけではいつかネタ切れを起こします。そうしたら本を読んだり、ネットで検索したりとインプットを増やさなければならなくなります。
そういう状況に自分を立たせることで、自らのインプットを増やす試みとして、ブログを書き始め増した。
確かなスキルを定着させるため
2つ目の理由は、誰かに説明できるレベルまで物事を理解して、実際にアウトプットすることで確かなスキルを自分の中に定着させるためです。
「自分ではわかったつもりになっていたことなのに、いざ誰かに説明しようとしたらうまく説明できない…」
こんな経験ありませんか?私はこの場合、わかったつもりになっていたけど実はちゃんと理解できていなかったんだな、と振り返ります。だったら初めから誰かに説明できるレベルまで理解しておくことを必要レベルととらえ、このブログを読んでくれている誰かに向けて説明できていればそのレベルを満たすことができると考えました。
そうすることで自分の中のスキルを確かなレベルに引き上げたいわけです。加えて、アウトプットする機会を経ることで記憶の定着を促すことも目的としています。
より良いエンジニア社会のために
3つ目の理由は、ソフトウェアエンジニア・プログラマーのリテラシーの向上させることで今よりもスピーディに完成度の高いソフトウェア製品を生み出せる社会にしていくためです。
この3つ目だけは大それたことを書いている自覚はあります…。
私は現役の車載ソフトウェア開発に携わっているサラリーマンです。
私が勤める企業はメカの製造を背景としているためか、ソフト開発にもメカや製造と同じような考え方や開発スタイルを求められてきました。しかも現場は他業種のソフト開発との繋がりもなく非常に閉鎖的で、自分たちの身の回りにある情報だけが全てといった状態で日々の開発が進んでいます。
そのため、職場ではソフトウェア開発関連の知識不足を感じることが非常に多いです(その対象として自分自身も含みます)。例えば、ソフトウェア工学の教科書に載っているような内容を説いてみてものれんに腕押しといったこともよくあります。そんな環境でのソフトウェア開発は非常に苦しいものです。
教科書の内容や先駆者たちが掲げた法則・原則だけが全てだとは思いませんが、そういった共通の知識・教養を前提としなければできないレベルの開発は絶対に存在します。
私のような若輩者がこのような形で専門知識について書き連ねるのは恐れ多いと思うところもありますが、こうした内容を多くのソフトウェア開発者・エンジニアがその一片だけでも知っていてくれたなら、よりスピーディに完成度の高いものを生み出し続けられるようになるのではないでしょうか。
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